ソニー、住宅間で直流融通のマイクログリッドシステム技術を構築

ソニーは分散型小規模エネルギー網(マイクログリッド)システムの商用化を始めます。

このシステムでは複数の一般住宅で発電された太陽光エネルギーを直流のままお互いに融通し合うシステムです。通常パワコンで交流に変換される太陽光発電からの電力ですが、直流のままの融通で発電した電力をロスすることなく有効に使うことが出来ます。

しかしながらこのようなシステムは世界的に見ても実用の例がないため、そのノウハウは今から構築していく必要があります。14年に沖縄科学技術大学院大学などとともに行った実証実験で基礎技術を確立し、今後は導入コストの低減に向けて、電力変換装置など構成部品の調達先を見直す。

2年後には一世帯あたりのコスト200万円程度の水準を目指すとしています。

参考