東北電力管轄内で新電力の割合3.3%に

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東北電力から新電力と呼ばれる特定規模電気事業者に乗り換える東北地方の企業や自治体は、2014年度に前年度より6割以上増え、2,883件を突破しました。このうち、自由化対象の顧客全体に対する累計の割合は3.3%となっています。

契約電力50kW以上の事業者に対して、電力会社を自由に選べるようになった2005年度以降、2010年度では1,000件以上、電気料金値上げを実施した2013年9月から乗り換える企業が増えています。東北電力の関係者は、「新電力の発電設備増強や、自治体の電力入札導入の広がりが他行者乗り換えを招いたとした上で、安定供給の他、市場動向を踏まえた新サービスや料金形態、省エネ相談といった取り組みを通じて顧客に選ばれる企業にしたい」と説明しました。

参考