地下水の枯渇

地下水の枯渇、次世代に水を残せるか:

インドでは農家による地下水のくみ上げ、販売が全国的に拡大し、地下水の枯渇が深刻化している。しかし、これはインドだけの問題ではない。

水は再生可能な資源と考えられてきた。どれだけ水を浪費しようと、雨が降れば河川や貯水池はまた満たされる。

干ばつの期間を除けば、表流水についてはその通りかもしれない。

だが、過剰取水によって河川が干上がり、世界的に地下水への依存が増えてきている。

井戸を掘りくみ上げた地下水の多くは、雨や雪が何千年もの歳月をかけて地下に浸透し、岩石の隙間に溜まった限りある資源なのだ。

その巨大な水の蓄積が、地下に溜まるよりもはるかに速いペースでくみ上げられている。

地下水位は急激に低下し、さらに井戸が深く掘られ、大きな電動ポンプが唸りを上げる。しかし、現在盛んに消費されている地下水は、次世代に受け継ぐべき遺産にほかならない。 (ナショジオ

というニュースなのですが、インドだけではなく中東サウジも地下水に依存してきており、最後の氷河期に作られた地下の帯水層も枯れ始め5分の4を消費してしまい、サウジ企業がエチオピアにあるナイル川上流域の買収などを行うような状況になっています。

また記事によると世界の水の3分の2が作物栽培に回り、乾燥して水ストレス(水需給が逼迫している状態)が高い地域などは、90%にも及ぶ場合がある。

水不足によって食糧を自給できず、他の国の水資源で育てられた作物の輸入に追い込まれる国も増加。

しかし、食糧という間接的な形で水を輸出できる国は減る一方だ。輸出国でも水資源が枯渇すれば、世界的な食糧危機は避けられない。
ともあります。

将来そういった食糧や水不足による紛争がまた起きなければいいな~と思います。

日本も安閑としていられませんね。

地球で起こる問題は当事者ではなくても巡り巡って必ず影響を受けるものだとおもいます。

ぽちっとよろしく~

CO2からアルコール 人工光合成

植物のように太陽光のエネルギーを使って二酸化炭素(CO2)と水からアルコールなどの有機物を生み出す「人工光合成」のテクノロジーが急速に進化している。

今年に入ってエネルギーの変換効率が一けた向上、ついに植物並みのレベルに到達した。

植物のメカニズム解明と再現に重きを置いた従来型アプローチとは全く違う“異端”の発想がブレークスルーをもたらした。

2020年、年間10トンのCO2を吸収して6000リットルのエタノールを生産する敷地面積1ヘクタールの人工光合成プラントを稼働させる。

パナソニックの先端技術研究所は今、こんな夢を追いかけ人工光合成の技術革新に挑んでいる。決して夢物語ではない。研究メンバーらがそう信じるには訳がある。

研究着手から3年目の今夏、0.2%という世界最高の変換効率(生成された物質が持つエネルギーを、照射した太陽光エネルギーで割った値)を実現したのだ。

革新をもたらしたのは発想の転換だった。従来の研究は光合成で有機物を生み出す植物の複雑なプロセスを解明・再現することに主眼を置いていた。

パナソニックはこのプロセスを可能な限り簡素化し、最も効率的に有機物を作り出すことだけを追求した。

CO2と水素イオンなどから有機物を合成する化学反応を促す触媒には、植物の仕組みを模した有機触媒ではなく金属触媒を利用。無機材料だけで構成する高効率の仕組みをつくることに成功した。(日経

しかし頭の良い人もいるもんですね、CO2を有効に使おうなんて、すごいですよね~
発送の転換ということですね。。

無駄だと思う物質をから有益な物質を作り出す、素晴らしいことですね、ニュースによるとまだまだ課題や研究が必要なようですが、技術が確率されればかなり有益だと思います。

日本企業もなかなかやるところを見せて欲しいです。

ぽちっとよろしく~

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