世界の異常気象・気象災害2012

気象庁は、今年発生した世界の主な異常気象・気象災害を発表した。世界各国からの1月から11月までの観測データおよび12月14日までに入手した災害情報を基に速報としてまとめたもので、確定値による資料は来年1月15日に同庁のホームページ「世界の天候」で発表する。

世界の主な異常気象・気象災害(以下抜粋)
フィリピンの台風(12月)
フィリピンではミンダナオ島を通過した「台風24号」

パキスタンの多雨
パキスタンでは8月下旬から9月前半にかけて大雨となり、9月は異常多雨となった。

東アジア北部・アフリカ北西部の低温
東アジア北部・アフリカ北西部では、1月中旬から2月にかけて異常低温となった。寒波の影響で、ウクライナで130人以上、ポーランドで80人以上、ルーマニアで80人以上が死亡したと伝えられた。

西シベリア南部~カザフスタン北部の少雨
西シベリア南部からカザフスタン北部では、1-2月と7月に異常少雨となった。

カザフスタン西部・ロシア西部の高温
カザフスタン西部からロシア西部では、4-5月と10月に異常高温となった。

英国の多雨
英国では、4月および6月の月降水量が1910年以降で最も多かったと伝えられた。

地中海周辺・アラビア半島の高温・少雨
地中海周辺からアラビア半島で異常高温(6~11月)、欧州南部で異常少雨(6、8月)だった。

米国東部~中部の高温・少雨
米国東部から中部で異常高温(3~7月)、米国中部で異常少雨(5~9月、11月)となった。

米国・カリブ海諸国のハリケーン(10月)
ハリケーン「サンディ」の影響により米国では120人以上が死亡したと伝えられた。また、ハイチなどカリブ海諸国でも合わせて80人以上が死亡した。

アラスカの低温
米国アラスカでは平年より気温が低くなることが多く、特に1月と3月は異常低温となった。

ブラジル北東部の少雨
ブラジル北東部のパトスでは、3~4月の2カ月間降水量が29ミリ(平年比9%)となった。

オーストラリア東部の多雨
オーストラリア東部では、1~3月にかけて平年よりも降水量が多く、3月は異常多雨となった。
詳細はナショジオ

とニュースでは伝えていますが、あくまでも主な異常気象・気象災害です、ニュースにはならなくても気象災害や異常気象は世界各地で起きています、、特に異常気象なんかは頻発していると思います。。

異常気象の影響は人間含め地球に生きるものすべてに降りかかってくるといっても過言ではありません。
災害、事故、病気や感染症、食糧問題、水不足、果ては紛争など様々な問題が異常気象による影響で起こります。

その異常気象の原因も様々ですが主な原因は言わずと知れています。

世界各国、環境問題や温暖化に対してもっとまとまってほしいと思うし、個人的にも環境に配慮した生活を送りたいと思います。。
草の根レベルですけどね。。

来年は気象災害や異常気象など起きずにすむと良いですね(´-ω-`)オキナケレバイイナー

ぽちっとよろしく~

西南極氷床が予想以上の温暖化

気候変動による海面上昇幅の約1割は西南極氷床の融解によると推測されているが、西南極の気温は以前に考えられていた2倍のスピードで上昇しているとみられることが分かった。

米オハイオ州立大学バード極地研究センターのデービッド・ブロムウィッチ氏らがまとめ、23日に英科学誌ネイチャージオサイエンス電子版に掲載された論文によると、西南極における1958~2010年の気温の記録を再分析した結果、この期間の気温上昇幅は同期間の世界平均の約3倍にあたる約2.4度だったことが分かった。

これは、先行研究で推測されていた気温上昇幅のほぼ2倍で、西南極は地球上で最も温暖化が急速に進んでいる場所の1つだったことになる。

1957年に西南極の中央部に設立されたバード極地研究センターは職員が常駐しているわけではなく、太陽電池パネルによる充電が不可能になる長い極夜の時期を中心に停電が頻発することから、保管されているデータは不完全なものだった。

ブロムウィッチ氏および米国の複数の研究機関の研究者からなるチームは複数の情報源から収集した気象データでバード極地研究センターの記録で欠落している部分を補うとともに、校正誤差を修正した。

国連の「気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change、IPCC)は2007年、海面は2100年までに18~59センチメートル上昇すると予測した。

しかし、米国学術研究会議は今年6月、極氷冠の融解が海面上昇を加速させることから、実際にはその2~3倍の上昇になる可能性があると指摘していた。(AFP

そんな温暖化進んでいることは知っていましたが、そんなスピードで温暖化が進んでいるとは・・・

今までの予測より2倍のスピードで、さらに海面は2100年までに18~59センチメートル上昇の2~3倍の上昇になる可能性とは・・・

それは今までも言われていましたが完全に海面下に沈む地域や国があること示しています。。
当該地域や国にとっては非常にシリアスな問題です。

そして温暖化の各機関のデータや予測はすぐに更新されます。。

しかもいい方向に予測データが更新されることは、ほとんどないのがカナシイ(/ω\)です。

ちなみに西南極氷床は、ロス棚氷も含まれておりこの棚氷は以前記事にもした海洋保護区制定をロシア、韓国がメインの反対で同意を得られなかった、豊かな海、ロス海に対し約600kmの長さで接しているそうです。。

ぽちっとよろしく~

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