国際環境保護団体グリーンピースは24日、中国で漢方用の薬草を調査した結果、高濃度の農薬が検出されたと発表した。消費者の健康や環境への害が懸念される。
グリーンピースは中国で漢方薬草65サンプルの独自調査を実施し、結果を報告書「Chinese herbs: elixir of health or pesticides cocktail?(中国漢方薬草:健康の妙薬、それとも農薬カクテル?)」としてまとめた。
これによると65サンプルからは、51種類もの残留農薬が検出された。なかには残留農薬濃度がEUの食品安全基準の数百倍に達していた薬草サンプルもあったという。
さらに26サンプルからは、中国でも違法とされている農薬が検出された。
残留農薬を含んだ食品を摂取し続けると体内に有害化学物質が蓄積され、集中障害、ホルモンかく乱、生殖機能異常などを引き起こす恐れがあるとグリーンピースは指摘する。
中国の農業セクターは近年、急速に拡大しているが、国営メディアは集約的な農法が今年発生した鳥インフルエンザなど最近の食品関連の問題の原因になっていると批判している。
(AFP)
というニュースです。
中国なのでさもあろうという感じですが・・・
日本でも漢方薬を使っている方も多いと思います、中国の食品や漢方製品には気をつけたいですね。
しかし残留濃度が安全基準の数百倍ってすごい濃度です、そんな濃度の農薬を使っているということは近隣住民に健康被害が出てもおかしくはないです、もう被害が出ているのに表沙汰になっていないかもしれませんが、これは立派な環境問題といっても過言ではないでしょう。
グリーンピースの調査ですがクコ、ハニーサックル、菊、サンシチニンジンなど65サンプルを調査。
中国国内でも違法なホレート、カルボフラン、フィプロニル、メタミドホス、アルジカルブ、エトプロポスの農薬を26サンプルで検出。
WHOが極めて有害、有害性が高いとされる農薬アルジカルブ、エトプロポス、ホレート、カーボフラン、シフルトリン、メタミドホス、メチダチオン、メソミル、オメトエート、トリアゾホスを全サンプル中40%の割合で検出。
サンシチニンジンには殺菌剤として使用されるチオファネートメチルがEUの定める残留農薬基準の500倍の濃度で検出。同様に、ハニーサックルでは100倍の濃度で検出。
(グリーンピース)
しかも実際に市場に出回っていたものだそうです。
大丈夫だと思いますが、以前私もクコの実や菊などはお茶にして飲んだりしてました(=_=)
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