環境省の福島県沿岸における放射性物質測定

環境省が10月採取分の福島県沿岸の放射性物質モニタリングの測定結果を発表しました。
調査の概要については

  • 調査地点:福島県沿岸における環境基準点等15地点
  • 調査内容:水質及び底質の放射性物質濃度(放射性セシウム(Cs134、Cs137))の測定

となり、水質ついては放射性セシウムCs134、Cs137が検出下限値1Bq/Lにおいては不検出で、底質(乾泥)は検出下限値10Bq/kgにおいてほとんどの地点で500Bq/kg程度以下であり、減少又は横ばいで推移。ということです。
環境省報道発表
↑測定結果の詳細は環境省のHPでみれますのでチェックしてみてください。

ちなみに個人的には、単純にベクレルでの値で人体への影響は測れませんし例えば500Bq/kgでシーベルトに換算しても低放射線量です、が、年間に人体が受ける自然の放射線量よりかは高いです。。といえば不安になると思うのですが、観測地点がそれぞれ1000m~2000m沖合のところなので直接的な被害はないと思われます。
これからその影響がどういうふうに現れるかはわかりませんが・・・

水質については検出下限値1Bq/Lにおいては不検出ということなので良かったです。。

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福島第一原発の港湾外でセシウムを検出

東京電力は10日、福島第一原発の港湾外の海水から放射性セシウム137が1リットル当たり1.4ベクレル検出されたと発表した。
第一原発の沖合約1キロの「港湾口東側」と呼ばれる地点で、今年8月の調査開始後、検出されたのは初めて。

8日に水面から約30センチの海水を採取した。セシウム137よりも半減期が短いセシウム134は検出下限値未満だった。

セシウム137を原発から排出する場合の法定基準は1リットル当たり90ベクレル、世界保健機関(WHO)のガイドラインの飲料水の基準値は同10ベクレルで、今回の数値はこれらを下回っている。

10日に採取した海水はいずれも検出下限値未満だった。陸側から漏れた汚染水の影響の可能性もあるが、東電は「一度だけの検出では評価できない。引き続き、監視を続ける」としている。

一方、9日に福島第一原発港湾内で採取した海水でもセシウムの上昇が確認された。護岸付近の2号機取水口でセシウム134を370ベクレル、セシウム137を830ベクレル検出。いずれも前日の10倍超になった。

護岸の地盤改良工事で土壌に圧力が加わり、地中にたまっていた高濃度の汚染水が流出したとみられる。東電は海への影響は限定的とみており、「沖合1キロの測定結果には影響していない」と分析している。

周囲は平成23年4月に作業用の穴(ピット)にたまった汚染水がコンクリートの亀裂から海に流出するなどしている。
福島民報

というニュースです。
放射能汚染水のニュースが目白押しの東電ですが、とうとう港湾外に放射性セシウムが検出されたというニュースが・・・
今回検出された放射性セシウムは法定基準は下回っているものの検出されてたことには変わりません。

首相が原発の放射能漏れ(汚染水)について港湾内でコントロールされているようなことをオリンピック招致のプレゼンで言っていたような気が・・・
それともオリンピック前までにはということだったのかな~

どちらにしても放射性セシウムなどの放射能もれ(汚染水)について完全にコントロールできてないということが証明されたということです。

なんとか港湾内で抑えてほしかったです・・・まぁ抑えられないだろうとは思っていましたが。

しかし福島近隣の住民・漁業関係の方やひいては日本そのものが風評被害にさらされることにもなりますので東電には本当に何とかして欲しいというかしてくれないと。。

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