宇宙線で原発内可視化に成功 福島第1廃炉へ活用期待されるというニュース

高エネルギー加速器研究機構や筑波大などの研究チームは23日、地球に降り注ぎ、物質を透過する能力が高い宇宙線の性質を利用し、原発の使用済み核燃料プールに保管されている燃料などの様子を外部から可視化することに成功したと発表した。

東電福島第1原発事故では1~3号機で原子炉内の燃料が溶け落ちたが、内部の状態は分かっていない。廃炉に向け、溶けた燃料がどのように散らばっているかを把握するのに役立つと期待される。

チームの角野秀一首都大学東京准教授は「(宇宙線の)計測装置は比較的簡単に設置できる。東電の協力が得られれば、第1原発で使う準備はできている」と話している。
47news
というニュースです。
これが実用化され、内部の状況がわかれば東電とってもメリットはあると思います。
しかしあくまでも東電の協力が得られればということです。
本当に記事通りの技術ならば完全に実用化しないにしても試す価値はあると思います、まぁ却下する理由はないですね。

多分原発や放射能除染などに関してかなりの数の技術の売り込み?!があるでしょうから認可するのにも時間がかかりそうだし、第3者機関のエビデンスも技術採用するにあたって必ず必要となってくると思いますので、採用するにしても時間がかかるかもしれませんね。

これが即採用ということになれば東電のやる気を内外に示せるではないでしょうか。

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世界銀行と国連が原発は援助しない!ことを表明

世界銀行と国連は27日、最貧国に電力網を整備するため数十億ドル規模の資金援助が必要だと訴えるとともに、いずれの国においても原子力発電への投資は行わない考えを表明した。

 世銀のジム・ヨン・キム総裁と国連の潘基文事務総長は、2030年までに世界中の全ての人が電力の供給を受けられるようにする取り組みについて記者団に説明した。その中でキム総裁は「われわれは原発は行わない」と明言した。

 キム総裁によると、世銀は来年6月までに42か国の発電計画をまとめる予定。電力網の整備やエネルギー効率の倍増、再生可能エネルギー比率の倍増などを掲げ、目標達成には年間およそ6000~8000億ドル(約61兆~82兆円)が必要になるとしている。

 しかしキム総裁は、集まった資金は新エネルギー開発にのみ使用すると報道陣に明言。「原子力をめぐる国家間協力は、非常に政治的な問題だ。世銀グループは、原発への支援には関与しない。原発は今後もあらゆる国で議論が続く、たいへん難しい問題だと考えている」と述べた。(AFP)

というニュースです。
今回の世界銀行・国連の表明には少しの抑止効果があるものの・・・原発の廃絶までにはいかないでしょう。

原発(原子炉や技術)を必要としている国があり、それを輸出したい国がある限りなんとかなってしまうと思います。

原発の生み出す電力などのエネルギー・そして低コストというのは魅力的なんでしょうが災害に弱く、なにかあれば多大な被害をもたらし、廃棄物の処理などなかなか面倒なしろものです。

原発と同等かそれ以下のコストで安全で環境面に配慮した再生可能エネルギーがあればだれも原発なんて言わなくなるでしょうがなかなか難しいのが悲しい現実です。

しかし世界の潮流は確実に脱原発・核廃絶に向かっています。

そんな中お隣韓国は原子力技術を輸出する取り組みをしており各国との契約をめざしているそうで・・・潘基文事務総長の心中はいかにといったところです。

もちろん我が日本もしかり。経済や外交に関連した側面があるのはわかりますが原子力技術の輸出はやめてもらいたいですね。

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