環境基準3千倍超の六価クロムが都立大島小松川公園に近い排水溝から

東京都江戸川区小松川の都立大島小松川公園に近い排水溝の水から、有害物質の六価クロムが環境基準の約3000倍を超す濃度で検出されたことが27日、東京農工大の研究グループの調査で分かった。

同大の渡辺泉准教授(環境毒性学)と尾崎宏和特任助教(地圏環境汚染化学)らのグループが今年1月21日、同公園脇の排水溝から水や泥を採取して調べたところ、六価クロムが最大で1リットルあたり153ミリ・グラム(環境基準は1リットルあたり0.05ミリ・グラム)検出された。

同公園にはかつて化学メーカー工場があり、1970年代に土壌汚染が表面化した。会社側が無害化し、1997年に都立公園としてオープンした。尾崎特任助教は「無害化処理が不十分だったか、当時は分からなかった汚染があった可能性もある」と指摘した。
読売

というニュースです。
このニュースでは公園近くの排水口としか書いてないので、場所の特定はできないのですが、近辺の方はわかっているのかもしれませんね。
直接口にすることはないと思いますが、排水口ということで荒川に流れているのではないかと懸念されます。
こういった環境基準に沿っていると思いきや、実は汚染されている水質や土壌って結構ありそうですね。

ちなみに六価クロムの毒性とは皮膚や粘膜に付着した状態を放置すると、皮膚炎や腫瘍の原因になり高い発がん性を持ち長期に摂取により特に肺や消化器系に影響し肝臓障害・貧血・大腸癌・胃癌などの原因になる毒性の強い有害物質です。

話はそれますがWikiによるとアメリカでもこの六価クロムが大量の垂れ流しによって、周辺住民にがんなどの健康被害が多発して事件になり巨額の公害賠償金支払いの最初のケースになったそうで、その事件を題材にした映画がエリン・ブロコビッチという映画だそうです。

毎日新聞のニュース記事では周辺では11年2月と昨年4月にも、六価クロムを含む地下水の漏出が発覚し土壌からは環境基準の約220倍の六価クロムが検出され、当時、都は漏出を確認しながら「健康に影響はない」という理由で、区や住民に連絡していなかったことが問題化したという記事もありました。

こういうこともあるので早急に対応し公表してもらわなくてはなりません。。

しかしいつから排水口の水が六価クロムに汚染されていたのかこれも気になります、かなりな高濃度ですから・・・

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