東電、原発のタンク堰の雨水排出したがセシウムは測定せず

東京電力は16日、台風18号による大雨で、福島第1原発の地上タンク群を囲む漏水防止用のコンクリート製堰(せき)があふれる恐れが高まったとし、7カ所で排水弁を開けるなどして堰内の水を堰外の地表に排出した。東電が堰の水を故意に排出したのは初めて。
 
東電によると、7カ所ではベータ線を出す放射性物質の濃度が最大値でも1リットル当たり24ベクレルで、ストロンチウム90の法定基準(1リットル当たり30ベクレル)以下だった。しかし、セシウムなどガンマ線を出す放射性物質は測定していない。

排出総量は不明だが、相当量に上る見通しで、タンク群の近くを通る排水溝を通じ原発港湾外の海に流れ出たとみられる。
福島民友
というニュースです。

えっと・・・この記事が本当ならなぜゆえ放射性セシウムなどの放射性物質は測定しなかったのか・・・
放出するんだからすべての放射性物質について測定すれば良かったのに。。

しかし東電なりに測定しない根拠はあるんだろうけど、しないことによって危機管理に対し不安を感じる人もいます。

危機管理をしっかりし周辺の人々に不安を感じさせないことも東電の仕事だと思いますね。

記事には原発港湾外の海に流れ出たとあります。後から放射性セシウム検出なんてことにならないように祈るばかりです。

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汚染水漏れ問題で東電に反論

菅義偉官房長官は13日の記者会見で、東京電力幹部が福島第1原発の汚染水漏れについて「今の状態はコントロールできているとは思わない」と発言したことに対し、「放射性物質の影響は発電所の港湾内にとどまっている」と反論した。 
そのうえで「(東電側から)貯水タンクからの汚染水漏れなど個々の事象が発生しているという認識を示した発言だと聞いている。安倍晋三首相の発言とは異ならない」と述べた。

 首相は、東京五輪開催が決定した国際オリンピック委員会(IOC)総会で「状況はコントロールされている」と明言し、汚染水対策を国際公約していた。
産経

というニュースですが、原発の汚染水漏れを「コントロールできていない」と言ったのが民主党会合なのが何とも言えないところで、これをネタに政権をせめる格好になっています。

どっちが本当かはわかりませんが、汚染水漏れがコントロールできていないのは間違いないでしょう。。

オリンピックを招致したくて言いすぎた感はありますね。
しかし問題は放射能汚染の問題です。
オリンピックを招致したいからといって言っていい事と悪い事がありますよね。

本当に状況がコントロールされていればいいんですけど。。

当事者である東電がコントロールできていないと言っているのに、政府がコントロールできていると言い切るという構図がどうもね・・・

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