福島第一原発の港湾外でセシウムを検出

東京電力は10日、福島第一原発の港湾外の海水から放射性セシウム137が1リットル当たり1.4ベクレル検出されたと発表した。
第一原発の沖合約1キロの「港湾口東側」と呼ばれる地点で、今年8月の調査開始後、検出されたのは初めて。

8日に水面から約30センチの海水を採取した。セシウム137よりも半減期が短いセシウム134は検出下限値未満だった。

セシウム137を原発から排出する場合の法定基準は1リットル当たり90ベクレル、世界保健機関(WHO)のガイドラインの飲料水の基準値は同10ベクレルで、今回の数値はこれらを下回っている。

10日に採取した海水はいずれも検出下限値未満だった。陸側から漏れた汚染水の影響の可能性もあるが、東電は「一度だけの検出では評価できない。引き続き、監視を続ける」としている。

一方、9日に福島第一原発港湾内で採取した海水でもセシウムの上昇が確認された。護岸付近の2号機取水口でセシウム134を370ベクレル、セシウム137を830ベクレル検出。いずれも前日の10倍超になった。

護岸の地盤改良工事で土壌に圧力が加わり、地中にたまっていた高濃度の汚染水が流出したとみられる。東電は海への影響は限定的とみており、「沖合1キロの測定結果には影響していない」と分析している。

周囲は平成23年4月に作業用の穴(ピット)にたまった汚染水がコンクリートの亀裂から海に流出するなどしている。
福島民報

というニュースです。
放射能汚染水のニュースが目白押しの東電ですが、とうとう港湾外に放射性セシウムが検出されたというニュースが・・・
今回検出された放射性セシウムは法定基準は下回っているものの検出されてたことには変わりません。

首相が原発の放射能漏れ(汚染水)について港湾内でコントロールされているようなことをオリンピック招致のプレゼンで言っていたような気が・・・
それともオリンピック前までにはということだったのかな~

どちらにしても放射性セシウムなどの放射能もれ(汚染水)について完全にコントロールできてないということが証明されたということです。

なんとか港湾内で抑えてほしかったです・・・まぁ抑えられないだろうとは思っていましたが。

しかし福島近隣の住民・漁業関係の方やひいては日本そのものが風評被害にさらされることにもなりますので東電には本当に何とかして欲しいというかしてくれないと。。

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東電、原発のタンク堰の雨水排出したがセシウムは測定せず

東京電力は16日、台風18号による大雨で、福島第1原発の地上タンク群を囲む漏水防止用のコンクリート製堰(せき)があふれる恐れが高まったとし、7カ所で排水弁を開けるなどして堰内の水を堰外の地表に排出した。東電が堰の水を故意に排出したのは初めて。
 
東電によると、7カ所ではベータ線を出す放射性物質の濃度が最大値でも1リットル当たり24ベクレルで、ストロンチウム90の法定基準(1リットル当たり30ベクレル)以下だった。しかし、セシウムなどガンマ線を出す放射性物質は測定していない。

排出総量は不明だが、相当量に上る見通しで、タンク群の近くを通る排水溝を通じ原発港湾外の海に流れ出たとみられる。
福島民友
というニュースです。

えっと・・・この記事が本当ならなぜゆえ放射性セシウムなどの放射性物質は測定しなかったのか・・・
放出するんだからすべての放射性物質について測定すれば良かったのに。。

しかし東電なりに測定しない根拠はあるんだろうけど、しないことによって危機管理に対し不安を感じる人もいます。

危機管理をしっかりし周辺の人々に不安を感じさせないことも東電の仕事だと思いますね。

記事には原発港湾外の海に流れ出たとあります。後から放射性セシウム検出なんてことにならないように祈るばかりです。

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