海面上昇、IPCC予測より60%速い ポツダム気候影響研究所

海面上昇が、国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が2007年に出した最新の予測よりも60%速いペースで進んでいるとの研究論文が、27日の英学術誌Environmental Research Lettersに発表された。

論文によると現在、海面は1年あたり3.2ミリメートルの速度で上昇している。一方、IPCCの2007年の報告書は2ミリメートルと予測していた。論文の数値は、21世紀末までに海面が約1メートル上昇するという広く共有された見解とも一致しているという。
中略
数億人の気候難民が生まれ、資源戦争や様々な紛争の原因となりかねないと語った。ニューヨークのような沿岸部の大都市にとっての最大の影響は、ハリケーンサンディのようなものになるだろう。

予測を上回る海面上昇の原因は、地上の氷の融解などの可能性があるという。これは2007年当時にはあまり知られていなかった要因で、現在も不透明なままだ。他の要因としては技術的な不確実性などが挙げられた。(AFP

実際予測どおりになったとしたら、島嶼の国々や海抜の低い地域に住んでいる、人々は移住を余儀なくされるでしょう、国自体もなくなる地域出るはずです、21世紀末の話だからって安心している場合ではなく、今世界で対処しなければ、間に合いません。

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