大型のクジラ類では希少種とされるセミクジラ1頭が28日、鹿児島県・奄美大島沖で泳いでいるのを確認したと、地元の奄美クジラ・イルカ協会(興 克樹会長)が発表した。
興会長によると、ザトウクジラの生態調査時に発見した。体長約10メートルで、こぶ状の突起がある頭部や、短いへら状の胸ビレからセミクジラと判断。海面に浮かび、胸ビレを立てて海面をたたき、その後3回潮を吹いて潜った。
セミクジラは日本哺乳類学会が絶滅危惧種としており、北太平洋を夏場は北に、冬場は南に回遊する。国内ではこれまでに約20例確認された。奄美・琉球列島では1902年、21年、97年の3回、捕獲されたり、迷い込んだりして確認されているといい、興会長は「セミクジラにとって奄美海域は繁殖場所など重要な海域の可能性がある」と話している。
(毎日)
というニュースです。
生育環境を考えると奄美・琉球列島の海域は繁殖場所としても適しているのかもしれませんね。
さまざまな環境に関してはいろいろ問題が多くあまり良いニュースはがないのでこういった絶滅危惧種が確認されたというニュースをみるとホッとしますね。
なるべく良いニュースがこれからも増えるといいのですが・・・
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