中国で薬耐性の新型鳥インフルエンザH7N9型を確認

国でヒトへの感染が拡大している鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の感染者を対象とした臨床検査で、現時点での唯一の治療法に対して耐性を示すウイルスを確認したとする中国のウイルス学者チームの報告書が、英医学専門誌「ランセット」で28日に発表された。

臨床検査により薬剤耐性を持つH7N9型ウイルスが確認されたのは、これが初めて。

報告書によると、中国、上海の医療機関で経過観察を受けていた14人の患者のうち3人から、遺伝子の突然変異により薬剤耐性を持つようになったH7N9型が検出された。

この3人の患者のうち1人は、広く用いられている抗ウイルス薬タミフルの投与後に初めて薬剤耐性を示したとされ、チームは「タミフルによる治療が原因だろう」と述べている。

今のところ唯一の有効な治療薬への耐性が、治療によって引き起こされてしまうのではという懸念が高まっている。
(AFP=時事/Yahoo)
というニュースです。

中国で鳥インフルエンザが発生し拡大しているというニュースが近隣諸国を騒がしてからしばらく経ちます。。
その間徐々にマスコミなどのニュースもあまり報道されなくなりました。。と思っていたらまたこんなニュースが・・・
中国には本当に薬耐性の鳥インフルエンザを外に出さないように厳重にしてもらいたいです、罹患した方には可哀想だか完全隔離で治療にあたって欲しいと思います。
人類って意外とウィルスに弱いのは過去の歴史を見てもわかります。。

例えばスペイン風邪と呼ばれるインフルエンザのパンデミックですがWikiによると感染者は6億人、死者は5,000万人、日本でも当時の人口5,500万人に対し39万人~49万人が罹患し死亡とあります。
まぁ1918年と現代では違うと思いますが治療薬がこの薬耐性鳥インフルエンザに無い以上パンデミックになる可能性だって0では無いと思います。

ちなみに別のニュースで、H7N9型ではないですが中国の研究チームが、モルモットからモルモットへ空気感染する鳥インフルエンザのハイブリッドウイルスを開発し、現在も研究所で冷凍保存していることに、世界の免疫学者らが懸念を表明しています。
この開発したウィルスは鳥インフルエンザH5N1と豚インフルエンザH1N1の遺伝子を掛け合わせたもので、仏パスツール研究所のウイルス学教授、サイモン・ウエインホブソン氏は中国のチームが作成したハイブリッドウイルスについて「これらがパンデミックウイルスになる可能性もある」と警告する。「仮に何らかのミスがあったり、このウイルスが流出してヒトに感染し、10万~1億人の死者を出すことはありえる」。
ロンドン大学クイーンメアリーのウイルス学者、ジョン・オックスフォード氏は「数学的に考えれば、遅かれ早かれ、誰かが両方(のウイルス)に感染する」と述べ、そこから混合種のウイルスが「拡散を始める」可能性があると語り、「われわれはパンデミック対策を見直し、H5N1ワクチンの在庫を豊富に確保しなければならない」とも。。

どこの国もこういったウィルスの研究や開発をやっているのでしょうが、なんか中国チームが開発したというのが何とも不気味です。
この両学者はウィルスの流失と拡散を懸念していますよね、もう断定的といってもいいくらいに。。
ということは中国の管理に不安を感じているか、信用していないということです。

で今回の薬耐性の鳥インフルエンザのH7N9型の管理も信用し難いし、不安を感じてしまいます。

中国の上海、香港などに仕事でよく行っている知人に聞くと、たまたまかもしれないが現地では既に気にしていない人が多く、現地報道も目にしてないと言っていました。。コワイですね。。

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