環境省が原発事故の汚染土の中間貯蔵施設、大熊町で現地調査

東京電力福島第1原発事故の除染で生じた汚染土を保管する中間貯蔵施設について、環境省は23日、福島県大熊町で地質や周辺の水質環境を調べる現地調査を始めた。9日の楢葉町に続き2カ所目。

候補地は楢葉町1カ所▽大熊町6カ所▽双葉町2カ所。同省は15年1月に搬入を始める計画で、残る双葉町とも協議を進め、早期の調査に入るとしている。

この日は、昨年12月の区域再編で「帰還困難区域」(年間被ばく線量50ミリシーベルト超)となった大熊町大和久地区のパークゴルフ場(町有地)で地質と水質を調べた。
調査員が斜面の土を手に取って構成物質を確かめたり、施設内のため池の水を約3リットル採取したりするなどした。

調査結果は3カ月程度でまとめ、中間貯蔵施設の具体的な姿を3町に示す。
現地調査を巡っては、3町長が「調査受け入れと建設受け入れは別」として容認したが、楢葉町は町内発生分の汚染土のみ受け入れる「保管庫」を主張している。
毎日/Yahoo

というニュースです。
環境省の中間貯蔵施設等の基本的考え方についてを抜粋すると中間貯蔵施設配置については、安全管理を一元的・集中的に行うことの重要性及び立地に関する社会的受容性を考慮して、都道府県毎に、その区域内から発生する大量除去土壌等の保管のため、1箇程度確保するとの基本的考えによることとし、具体的には、大量除去土壌等が発生すると見込まれる福島県にのみ設置する。

となっていますのでそれに基づいて調査に入ったのでしょう、しかし今回の候補に入った3町の「調査受け入れと建設は別、町内発生分のみの保管庫」という気持ちもわかります。。
しかし最終的な処分方法が確立されていない以上、どこかに安全に貯蔵しなければならず・・・難しい問題です。。ムム

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